PC98起動音発生ユニット「ぴこにゃん」
今日はAVRの勉強がてら、何か実際に動くものを作ろう!と考えた。
どうせなら毎日使えるものが良い。
が、毎日使える電子工作のネタなんて、ほとんど無いのが現実。
実用高機能なものを作ろうと思えば部品代も労力もかかって、
結局は製品を買った方が安かったりする。
ここはひとつ、開き直って「でっていうwww」かつ毎日使える手軽なものを作ってみよう!
というわけで、懐かしきPC98シリーズの起動音ジェネレータ「ぴこにゃん」を作ってみました(笑)
最近の人は知らないかもしれないですが、昔のPC98シリーズって言うNECのパソコンは、電源を入れると「ピポッ!」て起動音が鳴るようになっていました。
で、この起動音は単なるブザー音ではなく、当時のパソコンを愛する者たちの、夢と希望の象徴だったりのです。
【ingのPC−98のブート音比較!】
http://ingtec.nobody.jp/pc98.htm
今回作成したのは、電源が入ると「ピポっ!」とPC98ライクな起動音を鳴らしてくれるユニット。
AVRマイコン(ATiny2313)と村田製作所製の圧電ブザーを使っています。
部品数も極限まで減らし、クロックもAVRの内臓8MHzを使っているので、作りは超シンプルです。
こんな感じで現代のパソコンのAT電源(FDD給電用)に接続して使うことができます。
これを付ければパソコンの電源を入れたときに「ピポっ!」と鳴るので、PCを起動するたびに幸福感を得ることができます(笑)
私みたいなオッサン(年齢はまだ23だけど(笑))なパソコンオタクには非常に幸せを感じさせてくれる自己満足ガジェットです。
あなたのパソコンにも、PC98の遺伝子を♪